専門店のノーリーズは14~15年秋冬物から、オリジナルレディスブランド「シュテフィス」を、30代前半の女性に向けて素材からこだわった一格上の都会モードスタイルに刷新する。販売するのは「フレディ」「フレディ&グロスター」の店舗。一部店舗に絞ってフルラインで揃え、そのほかはコーナー展開する。
シュテフィスは20代女性をターゲットにストリートミックススタイルを展開してきたが、良い物志向が強まっているため、大人の都会的モードカジュアルに切り替える。
生産はグループ会社の山脇が担当。新たにデザイナーを起用し、1シーズン1テーマに沿ってコレクションを提案する。素材は糸からの選定にこだわり、見た目から上質を伝える。
秋冬物は「プリズム」をテーマに、清潔感と洗練をベースに普段使いできるカットソー、シャツ、パンツ、アウターを軸とする。ニットを除いて95%が国産。構築的なシルエットの中に、足元で変化をつけてオン・オフに対応する。
ニットは上質なウールを使って、シンプルな中にシャギー、ケーブル編み風ロープ使い、あぜ編みで立体的な存在感を出した。プリントTシャツやワンピースは、雪山フェス、花とピラミッド、鉱石をモチーフにして、羽織り物やアウターとのコーディネートで映えるようにした。ダッフルコートは細く長いシルエットでモード感を強くした。Tシャツ7000円、ニットトップ1万8000~2万4000円、ダッフルコート5万4000円。
秋冬販売はフレディ、フレディ&グロスターでコーナー展開し、全商品展開店舗はアトレ恵比寿店など約5店に絞る。来年からは卸も検討する。