フェアトレードコットンイニシアティブ(東京、入江英明代表)は、インドの100%オーガニック&フェアトレードブランド「ノーナスティズ」の日本での独占販売権を取得した。同社は、22日から東京ビッグサイトで開かれるJFW‐インターナショナル・ファッション・フェアに出展する。
同ブランドは「ラルフローレン」や「ジョンバルベイトス」のデザイナーだったデリワラ氏が4年前、インドの綿花農園の悲惨な状況を知り、彼らを支援するためインドに戻り立ち上げた。全ての商品がフェアトレード認証とオーガニック(GOTS)認証を取得している。
アイテムはTシャツ、カットソー、ワンピースなど。ソフトな肌触りとグラフィックプリントが人気で、欧米を中心に35カ国で販売実績がある。日本では8月中旬、ノーナスティズ公式ウェブサイトで、「チャリティー付きTシャツ」(2500円プラスチャリティー500円)の販売を始める。
フェアトレードコットンイニシアティブは昨年4月、入江氏が国際フェアトレード認証製品事業に特化した企業として設立。現在、綿花から製品までの全工程をインドの提携先と行っている。