オンワードホールディングスはラオックスとの合弁会社オンワード・ジェイ・ブリッジ(東京)を9月1日に設立した。
新会社はオムニチャネル戦略など新たな事業領域を開発し、グローバル戦略を加速する目的で設立。インバウンド(訪日外国人)消費や海外市場での消費に対して商品、サービスを提供することで収益拡大を目指す。
オンワードが有する企画生産基盤を生かし生活文化製品のモノ創りを行い、それをラオックスが運営するEC(電子商取引)サイトや日本国内での免税店舗などで販売し、〝ジャパンクオリティ〟を発信する。海外客向けECと店頭販売を連携させ、オムニチャネル戦略を強力に進めていく。
社長には大澤道雄オンワード商事会長が就任した。新会社の出資比率はオンワードホールディングス51%、ラオックス49%。