欧米ブランドの新業態、花屋・飲食も

2015/04/10 16:09 更新


 オンワードグローバルファッションは10日、東京・青山にレディスのセレクト新業態「ペンデュール・ヴィアバスストップ」の1号店を開設した。2層の路面店で1階に欧米ブランドの靴やバッグ、アクセサリーを集積、コスメも扱うほか花屋とレストランを併設する。2階では服と本を販売。オープンな店舗設計の「フレンドリーな空間」で、さまざまなコンテンツを発信する。

 1階の中心アイテムである靴は、オンワードラグジュアリーグループのブランドを軸に約20の欧米ブランドを揃える。シューコンシェルジュカウンターを設置し、サイズ調整や修理の相談にも対応する。

 入り口すぐのスペースにはポップアップコーナーを設置。最初の2カ月間は「ジル・サンダー・ネイビー」を取り上げ、今後は「服に限らずカルチャー要素のあるものを紹介していきたい」(野川秀哉営業本部第二部部長)という。

 2階で扱う服は、オンワードグローバルファッションが展開するジル・サンダー・ネイビーや「ソニア・バイ・ソニア・リキエル」「Mミッソーニ」を中心に、「MSGM」「マルニ」などコンテンポラリーからラグジュアリーゾーンのブランドを揃える。

 ブックス・キノクニヤ・トーキョーがプロデュースする本屋では、テーマに沿って本と雑貨を組み合わせて見せる。

ガラス張りでオープンな雰囲気の外観。外壁には店のシンボルとして「ユティナム」の時計アーティスト、フィリップ・レブル氏による大きな振り子時計を設置した
ガラス張りでオープンな雰囲気の外観。外壁には店のシンボルとして「ユティナム」の時計アーティスト、フィリップ・レブル氏による大きな振り子時計を設置した


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