JR昭島駅前の「昭和の森」のアウトドア特化型SC「モリパークアウトドアヴィレッジ」は年末年始の3日間を休業する。かき入れ時に連休することは珍しいが、運営する昭和飛行機工業では「販売スタッフがアウトドアを楽しむことは大事。接客サービスの向上につながる」として判断した。
アウトドアヴィレッジは今年3月の開業。2万1000平方㍍の敷地にアウトドアのショップを中心に16店が入る。16・5㍍のクライミングウオールを備えるなど体験型の施設でもある。年間75万人の集客を目指してスタートしたが、都内西部にあって半径50㌔にも及ぶ広域から集客しており、初年度は120万人も見込める人気という。昭和の森の中核SC「モリタウン」の増収にも貢献度が高い。
アウトドアヴィレッジは水曜日に定休日を設定する施設。今回、賛否両論の反応があるとはいうが、休みを使って年末年始の山を顧客と共有することで、もう一段の向上につなげることにした。