13日夜、パリで発生した同時テロの翌日の土曜日、パリ中心の商業集積地やショッピングセンター、テロ現場付近の店舗は安全上の理由で特別休業し、スタートしたばかりのクリスマス商戦に暗い影を落とした。
買い物客で最もにぎわうオスマン通りのギャラリー・ラファイエット(GL)とプランタンの二つの百貨店は14日朝、通常通り9時30分に開店したが、安全上の理由で正午前に閉店に踏み切った。GL傘下の百貨店、BHVマレも同様に休業した。
「ルイ・ヴィトン」「ディオール」、百貨店ボン・マルシェ、化粧品販売チェーン店セフォラなどのLVMHグループ傘下の店舗、また「サンローラン」「バレンシアガ」などケリンググループ傘下ブランドの店舗は土曜日終日を特別休業した。
パリのテロ、休業相次ぎ年末商戦に影響も
2015/11/17 09:56 更新