今春、創業150周年を迎えた仏百貨店プランタンのアニバーサリーフェアが、パリ・オスマン本店でスタートした。
「プランタン(春)のように、新しく、みずみずしく、美しいものがある」を理念に、ジュール・ジャリュゾが1865年、プランタンを創業。その春を、5500本のバラ、桜、アジサイで飾られたファサード(正面外壁)、仏国内外のアーティスト11人によるウインドーディスプレー、ラグジュアリーファッション、ビューティー、メゾンの400ブランドによるピンクと花をテーマにした1000点の協業商品で祝う。モード館地下1階には、「メゾン・デュ・ショコラ」のサロン・ド・テを開設、バラのフレーバーのショコラやマカロンなどの美食の限定品が楽しめる。
フェア初日には、開店時に同百貨店全社員がダンスで150年を祝い、夕方から開かれた『ヴォーグ』協賛のパーティーでは、イラストレーター吉井宏氏によるアニバーサリーマスコット「ローズ」が登場、来店客らに様々なピンクのスイーツやシャンパンが振る舞われ、華やかなショッピングタイムとなった。
(パリ=松井孝予通信員)