JFWインターナショナル・ファッション・フェア(JFW‐IFF、繊研新聞社主催)は、米カジュアル総合見本市MAGIC、米ハイエンドファッション総合見本市であるプロジェクトと協業する。その一環として、MAGIC、プロジェクトのチーフプロデューサーが来日し、22日に開く次回JFW‐IFF/FBS7月展(7月23~25日、東京ビッグサイト)の出展者向け説明会でトークセッションを行う。従来の説明会は出展確定企業が対象だったが、今回は米国市場に興味のある企業も参加可能で、希望者には商品アドバイスサービスも提供する。
トークセッションに登壇するのはMAGICチーフプロデューサーのクリストファー・グリフィン氏とプロジェクトインターナショナル担当のエドウィナ・クレゴ氏。2人は日本的な英語名のブランドでの失敗談など実例を交えてアメリカ市場での日本ブランドの需要・可能性について話す。希望者にはサイズや納期、デザインコンセプトなどの視点から商品・コンセプトのチェック&アドバイスも行う。
今回の協業はIFFが次回7月展で30回目を迎える記念企画の一つとして実現した。これまで海外企業の出展(今1月展では18カ国・地域)、企画ゾーンであるCV(クリエーターズビレッジ)での海外有力展との交換ブースなどの実績はあるが、今回のような海外展との協業は初めて。MAGIC、プロジェクトを主催・運営するアドバンスターグループは両展をはじめENKベガスなど15を超える展示会を主催する大手で、JFW‐IFFではこれを皮切りに今後、いくつかの取り組みを構想する。
7月展の出展者説明会は22日午後1時30分から、文化ファッションインキュベーション(渋谷区文化総合センター大和田、11階)で開く。参加希望者は事前申請が必要。連絡先は事務局、電話03-3639-8025。
(繊研新聞2014/05/08付)