しまむらは、3~8月連結決算で引き続き増収減益となったが、通期(16年2月期)では増収増益の見通しを変えない。コア商品開発に加え適時適品を加速し、「2000店から3000店を目指す改革を進める」(野中正人社長)中で下期に収益性を改善する。
3~8月連結は売上高2656億円(前年同期比4・8%増)、営業利益179億円(6・6%減)と、引き続き増収減益となった。「しまむら」業態で2・6%増になるなど前下期からの既存店増収が定着したことで売り上げを伸ばした。一方で利益は、粗利益率が0・7ポイント低下の31・4%とマイナスとなった。値下げロスが主因だが、商品の「順回転を目指すためのもので、うみを出した」とする。