スポルディング✕キース・へリング

2015/07/28 06:45 更新


 バスケットボールと親和性があるストリートアートとの協業で、ファッション販路を開拓――。スポルディング・ジャパン(東京、伊藤博社長)は来年、ストリートアートの先駆者として知られる画家、キース・へリングの絵柄を取り入れたボールやアパレルなどを販売する。スポーツ用品店だけでなく、同社として新規販路にあたるファッション系の小売りにも拡販する。

 このほど米キース・へリング著作権管理会社とライセンス契約を締結した。販売期間は16年春夏と秋冬の2シーズン。16年春夏は、ストリート色の強く明るいポップな印象の4柄を、ボール(2500円)、スポーツバッグ(9800円)、Tシャツ(3800円)、プラクティスパンツ(6500円)、ソックス(950円)など全17種に採用した。ストリートカルチャーとの親和性が高いため、違和感の無い仕上がりだ。

keith_backpack出稿用

 

 伊藤社長は「バスケファンを増やすことが事業コンセプトで、今回の協業はその一環」と話す。アイテム別に売り出すのではなく、トータルでの販売を計画している。



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