高島屋×オンワード、オムニチャネル

2015/09/10 06:37 更新


 高島屋とオンワードホールディングスは、店舗とECを融合させるオムニチャネルの共同プロジェクトを始めた。

 9日から高島屋店舗のオンワード樫山のインショップにタブレット型パソコン端末を配備。オンワードのEC在庫と連動した、高島屋グループが運営するファッション通販サイト「セレクトスクエア」から、店頭で取り扱いのない商品や欠品している商品を購入する「タブレット接客」をスタートした。この接客方式により、①店頭とECの在庫から全ての商品を紹介②EC在庫の活用で欠品の売り逃しを防止③デジタル商品カタログとしてコーディネートや着回しをビジュアルで紹介④宅配による利便性などのメリットを期待している。

 今夏、一部の高島屋店舗で試験的に実施し、顧客ニーズを把握した上で正式に導入を決めた。9日からは高島屋の新宿店と横浜店の「23区」「組曲」「ICB」「自由区」「J・プレス」(レディス)のレギュラーサイズ、Sサイズ、Lサイズの各インショップにタブレットを導入。16年春から他の高島屋店舗にも拡大する。



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