ユニクロと東レ、第3期戦略的提携

2015/11/17 18:17 更新


 ユニクロは、東レとの第3期戦略的パートナーシップの概要を発表した。デジタル化によるサプライチェーン変革と販売市場の拡大に合わせた生産拠点の多様化、日常生活にも使えるスポーツウエアなど新商品の開発などにより、16~20年で、東レとの取引累積額1兆円を計画する。

 2社は、00年から本格的な取引を開始し、06年から戦略的パートナーシップを開始した。これまでに「エアリズム」「ヒートテック」「ウルトラライトダウン」などの素材から縫製までのサプライチェーン構築に取り組んできた。06~10年の第1期の累積取引額は2500億円、11~15年の第2期では6000億円を見込む。

 第3期のパートナーシップではこれまでで最大の1兆円の取引を計画する。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「グローバル化とデジタル化の進展で今後のビジネスは時間と距離を超える」と話し、2社が構築してきた素材開発から生産、販売までのサプライチェーンをさらに進化させる考えを示す。

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