《データを読み解く》働く女性1万人

2015/09/07 06:14 更新


 博報堂とイシュープラスデザインの「はたらく女性のしあわせ調査」によると、「仕事の充実」が個人の幸せに最も相関し、理想とする子供の数を達成できていない人がほぼ半数であることが分かった。

 個人の幸せを指す「生活幸福度」への関連度は、「仕事」が「食生活」「余暇・遊び」を抜いて1位となった。「仕事充実度」を感じる1番の要因は、「やりがいのある仕事」で、次いで「快適なオフィス環境」「多様な働き方を認める組織風土」となった。

 「子供の数」は、約4分の1が3人以上を望んでいるものの、2人にとどめようという傾向がみられた。子供を生み控える理由は、20代~30代前半では「経済的な理由」、30代後半~40代は「体力・年齢的な理由」が一番に挙がった。

■はたらく女性のしあわせ調査 10大都市圏に在住する20~44歳の働く女性(アルバイト・パートタイムは除く、勤務1年以上)1万人を対象に、15年2月に実施。内訳は20~24歳(2.4%)、25~29歳(14.4%)、30~34歳(22.5%)、35~39歳(28.2%)、40~44歳(32.6%)。子供あり(31.8%)、なし(68.2%)。

無題



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