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《ジーンズカジュアル定店観測9月》気温高く購買意欲は今ひとつ

2024/09/20

 ジーンズカジュアル専門店の9月15日の定店観測は、まだまだ気温が高く、全体的に秋物の購買意欲が高まるのはこれから、という状況だった。ただ、秋物への関心は高まり始めており、アウターも徐々に動き出している。比較的薄手...

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23年度ファッションEC 市場規模は推定1兆8900億円 EC比率は20.3%

2024/09/20

 繊研新聞社が推定したファッション商品の23年度消費者向けEC市場規模は約1兆8900億円、EC比率(国内ファッション市場に占めるネット販売比率)はほぼ前年並みの20.3%になった。コロナ禍が沈静化した22年度に続...



米大手小売業24年5~7月決算 収益力の改善進む オフプライス3社とカジュアル店が好調

2024/09/20

 【サンフランシスコ=立野啓子通信員】米大手小売業の24年5~7月決算は、25社合計の売上高が前年同期比4.1%増となった。うち18社が増収となったが、決算発表前の8月、住宅産業の低迷で2年近く減収赤字が続いた家具...



訪日外国人に売れる国産ジーンズは? 爆買いではなく指名買い

2024/09/19

 インバウンド客の増加が、メンズカジュアル業界にも恩恵をもたらしている。特に売り上げを伸ばしているのは国産ジーンズだ。SNSからの情報で、日本のアメカジブランド特有の物作りへのこだわりに関心を持った客が増えている。...



トウキョウベース下期、ECで値引き依存から脱却 インバウンド狙い路面出店を強化

2024/09/19

 トウキョウベースは下期(24年8月~25年1月)、ECと中国事業の構造改革を急ぐ。国内ではインバウンド需要を取り込むため、都心の商業集積地で路面店を増やす。9月に既存業態の「エープラストウキョウ」をリニューアルし...



《国内縫製の今と未来⑦》課題 人材確保が全ての根源

2024/09/19

 「今、直面している課題の中で最も重要なことは」という設問に対し、半分近い29社が「人材確保・採用」と回答した。「高齢者の大量引退の時期を迎えて人材不足のため。当然、想定される状況だったので以前から積極採用を進めて...



仏デカトロンがドイツで成長 自社製品で低価格を実現

2024/09/18

 フランスの大手スポーツ専門店デカトロンが、ドイツ国内で存在感を増している。23年度のドイツでの売上高は前期比4.7%増の11億1000万ユーロ(約1800億円)で、今期も同程度の増収率を見込む。格安な商品と品揃え...



ロンドン・ファッションウィーク・セプテンバー2024 ミニマルなミニドレスにアイデア凝縮

2024/09/18

 【ロンドン=青木規子】25年春夏コレクションが揃うロンドン・ファッションウィーク・セプテンバー2024は、ブランドの定番や得意とするデザインをより深掘りし、進化させる動きが目立つ。新たなデザインを追い求めるのでは...



アフターコロナのNYリテール事情④ “体験型小売り”の旗艦店

2024/09/17

 前回は飲食店周りのデジタルイノベーションについて紹介しましたが、店舗そのもののあり方にも実験的な試みが見られます。特にダウンタウンやウィリアムズバーグ(ブルックリン区)に多くの新しい試みが施されたフラッグシップス...



小松マテーレ「SY加工」が人気の理由 「ビューティー&ユース」はどう使っている?

2024/09/17

 染色加工メーカー、小松マテーレの天日干し風の「SY加工」は、同社の看板商品の一つだ。合繊特有の手入れの楽さや耐久性など機能とナチュラルな風合いを併せ持つ。リラックス感がありながらも、独特な膨らみ感のある素材がきれ...