【記者の目】商業施設のオープンイノベーション 服の循環で実証実験
2022/10/10
商業施設にオープンイノベーションの取り組みが広がっている。SDGs(持続可能の開発目標)、衣料品の廃棄ロスの問題などに消費者が関心を高めているためだ。モノからコトへというばかりではない新たな機能が求められており、...
2022/10/10
商業施設にオープンイノベーションの取り組みが広がっている。SDGs(持続可能の開発目標)、衣料品の廃棄ロスの問題などに消費者が関心を高めているためだ。モノからコトへというばかりではない新たな機能が求められており、...
仏アパレルで、国内生産回帰の機運が高まっている。背景には物流コストの上昇、サプライチェーンの混乱といった日本とも共通する環境変化があるが、それ以上にエシカル(倫理的な)消費が強力な後押しになっている。長く着られる...
古着の人気が続いている。古着店がファッションストリートに広がり、最近はファッションビルに出るケースも見られるなど、その勢いを象徴する動きが目立つ。海外古着の輸入量は21年に過去最高を更新し、22年上期もそれを上回...
コロナ下で好調さが際立っていたキャンプ用品販売の勢いに、陰りが見え始めた。しかし、消費者の自然指向の強まりはコロナ禍以前から起きており、アウトドア需要は底堅い。業界は価格競争に走らず、ユーザーに対してキャンプ機会...
合繊メーカーで近年、火災事故や品質問題が相次いでいる。火災の影響で製品の供給責任を果たせないケースが出たほか、関係者が亡くなるといった深刻な例も複数発生している。品質問題では、客先や第三者認証の基準を満たさない製...
ここ数年、社会問題を強く意識する日本ブランドが目立っている。日本の産地の存続を念頭に置いた取り組み、徹底したサステイナブル(持続可能な)志向。そういった社会性とデザインの魅力が両輪となって、ブランドの存在感を高め...
コロナ禍で、百貨店の収益構造の脆弱(ぜいじゃく)性が露呈し、消費行動の変化で従来の都心立地の優位性が発揮できなくなった。コスト削減など構造改革やデジタル化の加速が最重要の経営課題だ。百貨店を再定義し、「全てがお客...
従業員の幸せが企業の持続性になり、社会的価値にもなりうる。そのような考えがレディス企業でも広がっている。販売員を多く抱える小売企業は、この2年、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため店舗の休業や時短営業を余儀なく...
量販店向けレディスアパレルメーカーが揺れている。コロナ禍による衣料品不振の加速に、原材料、物流費の高騰、さらに円安の三重苦が加わり、かつてないほど状況は厳しい。「このままでは続かない」。アパレルがどうすれば生き残...
国内市場は縮小が続き、国内の生産現場では人手不足、高齢化が進む。販売の現場でも人手不足が課題だ。SDGs(持続可能な開発目標)の認知が広がる前から、日本のアパレル産業のサステイナビリティー(持続可能性)が大きな課...