《PVパリ26~27年秋冬から㊦》日本独自の素材で存在感 先染めチェックが人気
2025/09/26
プルミエール・ヴィジョン(PV)パリに出展した日本企業。ラグジュアリーブランドの苦戦やインフレ、消費の二極化など欧州の市場環境は決して良くはないものの、日本のテキスタイルは表情や質感の良さで存在感を発揮している。...
2025/09/26
プルミエール・ヴィジョン(PV)パリに出展した日本企業。ラグジュアリーブランドの苦戦やインフレ、消費の二極化など欧州の市場環境は決して良くはないものの、日本のテキスタイルは表情や質感の良さで存在感を発揮している。...
ほとんどの百貨店が継続的に改装に取り組んでいる。今後の売り場作りで「強化する部門(売り場)」は、「食品」「特選・ラグジュアリー」「化粧品」の順。ここ5年、上位の顔ぶれは変わっていないが、特選・ラグジュアリーが前年...
9月16~18日に開かれた国際生地見本市プルミエール・ヴィジョン(PV)パリ。海外企業から聞かれたのは「欧州ファッション産業が大きな変化の最中にある」という言葉。高付加価値な欧州生地の出口として機能してきたラグジ...
繊研新聞社が全国百貨店を対象に実施した24年度の「購買動向・営業政策」アンケートによると、入店客数の増加、客単価の上昇が続いた。ただ、入店客数の伸び率は鈍化し、買い上げ率の低下も続く。また、衣料品部門の購買客数も...
90年代後半、国内合繊メーカーはポリエステルの大増産を続ける中国、台湾、韓国勢などに押され、97年のアジア通貨危機を経て合繊価格が半値以下になるなど厳しい事業環境に直面していた。各社生き残りをかけ繊維事業の分社化...
天然繊維も中国では根強い人気だ。中でも日本ならではの加工などで表情を持たせたテキスタイルの需要が高い。「綿や麻を中心に天然素材を使ったテキスタイルを見ている人が多かった」と振り返るのは宇仁繊維だ。ベーシックな綿素...
上海で開かれたテキスタイル総合見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」秋展は、天候が不安定だったものの多くの来場者が訪れ活況だった。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)が出展をとり...
行政と手を取り合い、日本の繊維・アパレル産業を盛り上げる――日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)専務理事の川口晴人さんは、そう考える。国産比率は2%以下まで減ったが、日本の素材は海外から評価されており...
織布の準備工程の一つである経通(へとお)し職人を志し、柘植綾子さん、大村直子さん、岡部正子さんが名乗りを上げた。経通し職人として新たな働き方を提示する府川容子さんと3人の出会いを後押ししたのは、産地の人たちだった...
「賃上げするためには、どうしたら良いかを真剣に考えていかないと」。UAゼンセン製造産業部門は、そう話す。同部門は繊維素材や繊維加工、染色などの業種で組織し、885組合、約19万人が加盟する。労働組合の組織を生かし...