連載

【軌跡】《100年続く看板商品、おぼろタオル㊤》はじまりは日本画家の情熱

2025/01/06

 100年を超えるおぼろタオルの歴史は、1枚のタオルから始まった。発明したのは日本画家。染色技術を独学で身につけ、誰も思いつかなかった染色方法で、お湯に浸すと柄が浮き上がるタオルを作り上げた。100年以上愛され続け...

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《成長と貢献の両立へ ファーストリテイリング柳井会長兼社長に聞く㊤》今が絶好のタイミング

2025/01/06

 ファーストリテイリングは、年間5000億円ペースで売り上げを拡大し、今後数年で売上収益5兆円、その先に10兆円の達成を見据える。グローバルでさらに成長するために欠かせないのは「事業拡大と社会貢献がイコールになる」...



【FBプロフェッショナルへの道2024⑤】日本はどの国から服を買っている?

2024/12/27

 前回(12月13日付)は、日本のアパレル市場は供給のほとんどを海外生産に頼っていることを見てきました。今回は日本で販売される服が海外のどの国でどれだけ作られているのか、そして各国の生産コストの変化を見ます。【関連...



《サステイナビリティーのその先へ⑪》ダブルツリー代表取締役 林民子さん㊦ 大事なのは自分が何を重視するか

2024/12/27

 ヤクは、二酸化炭素やメタンなど温室効果ガスの排出が少ない消化器系を持つ動物。遊牧民ともに移動して単一地域の過放牧にならず、排泄(はいせつ)物が環境にプラスに働く。そんなプラスの循環で生まれる繊維から作る「SHOK...



《産地と異業種が伴走㊦》パイロットと生地開発の中隆毛織 「最初は半信半疑だった」

2024/12/26

 ウールに感銘を受けたパイロットコーポレーションの未来創造室。人と創造力をつなぐアパレルブランド「ユダンギ」にウールの採用を決めた。生地開発を支えたのは尾州産地企業だった。【関連記事】《産地と異業種が伴走㊤》パイロ...



《サステイナビリティーのその先へ⑩》ダブルツリー代表取締役 林民子さん㊤ 自然の力をポジティブに生かす

2024/12/26

 チベット語で「ヤクの柔らかい毛」を意味する「SHOKAY」(ショーケイ)は、ヤクの糸からテキスタイル、製品まで一貫するファッションブランドだ。中国辺境の少数民族のサポートや地球環境の保護に資する事業の輪は世界的で...



《産地と異業種が伴走㊤》パイロットがアパレルブランドを立ち上げ ウールに感銘を受け採用へ

2024/12/25

 異業種の筆記具メーカーのパイロットコーポレーションが、未来創造実験室「ピラボット」でアパレルブランド「ユダンギ」を立ち上げた。選んだ素材はウール。尾州産地企業が開発したウール生地を採用し、思わず〝油断〟してしまう...



《サステイナビリティーのその先へ⑨》えしかる屋プロデューサー 稲葉哲治さん㊦ 企業は大きく変わってきた

2024/12/25

 12年にわたり、エシカル(倫理的な)やサステイナビリティーに携わってきた。【関連記事】《サステイナビリティーのその先へ⑧》えしかる屋プロデューサー 稲葉哲治さん㊤ ネイチャーポジティブに着目ニーズが個別化 ――エ...



間違いだらけの売り場支援⑨ 「顧客視点」の誤解

2024/12/24

 顧客視点という言葉がすっかり定着しました。しかし、本当の意味で実践できている企業と、そうではない企業があります。では「顧客視点」の本当の意味とは何でしょうか。【関連記事】間違いだらけの売り場支援⑧ メモの取り方で...



【軌跡】《和歌山から世界へ アウトドアセレクト店「オレンジ」㊦》上場&海外に挑戦、「笑い」を忘れず

2024/12/23

 念願だった「消え物」でヒット品を作り出すことに成功したミモナは、コロナ禍にその勢いのまま突入する。店舗やキャンプ場の休業、物流網の寸断に伴う物不足など、一時的な混乱は見られたものの、ブランド力が衰えることはなかっ...