連載

【軌跡】《和歌山から世界へ アウトドアセレクト店「オレンジ」㊥》相次ぐ視察と「ほりにし」の大ヒット

2024/12/16

 14年に満を持して「オレンジ」を開いたものの、初めから人気店だったわけではない。1カ月の売り上げがあまりにも少なく、店舗スタッフが不安を口にしたことさえあった。運営するミモナ社長の池田道夫はこう答えた。「いずれ今...

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《サステイナビリティーのその先へ④》ユニステップス共同代表理事 鎌田安里紗さん㊤ コスパありきはつまらない

2024/12/16

 企業や行政、クリエイター、消費者など繊維・ファッション業界のステークホルダーが相互に理解し、応援し合うような関係作りのため、多角的なアプローチを行う鎌田安里紗さん。若い頃は109の店員やモデルとして活躍した。現在...



【FBプロフェッショナルへの道2024④】服はどこで作られているのか?

2024/12/13

 前回は、日本のアパレル市場で販売されている服を低価格と中~高価格に分け、それぞれが市場でどのくらいの割合を占めており、そのバランスが過去10年でどのように変化したか見てきました。今回は日本のファッション市場で販売...



《JIAM2024大阪から㊦》インクジェット、自動裁断機など DTFの提案進む

2024/12/12

 裁断機やインクジェット関連でも活発に開発が進む。SDGs(持続可能な開発目標)の意識が浸透し、作業者の安全性確保や無駄のない物作りを打ち出す。【関連記事】《JIAM2024大阪から㊥》CADや生産管理システムをA...



《サステイナビリティーのその先へ③》「ピープルツリー」創設者 サフィア・ミニーさん㊦ 生産者、バイヤー、消費者は対等

2024/12/12

 サフィア・ミニーさんはファッション産業の現状に危機感を募らせ、早急な変革の必要性を説く。【関連記事】《サステイナビリティーのその先へ②》「ピープルツリー」創設者 サフィア・ミニーさん㊤ 〝ポスト成長モデル〟へ公正...



《JIAM2024大阪から㊥》CADや生産管理システムをAI活用で確認スムーズに

2024/12/11

 CAD(コンピューターによる設計)や生産管理システム関連の出展では、翻訳機能を搭載したデータ管理や進捗(しんちょく)状況を可視化したシステムが多く見られた。AI(人工知能)の活用なども進む。【関連記事】《JIAM...



《サステイナビリティーのその先へ②》「ピープルツリー」創設者 サフィア・ミニーさん㊤ 〝ポスト成長モデル〟へ公正な移行を

2024/12/11

 フェアトレード(公正取引)ブランド「ピープルツリー」の創設者で、現在は英国を拠点に、著作や講演、研究活動のほか、気候・生態系の危機を学び効果的な行動を促す「ファッション・ディクレアーズ!」を創設するなど、サステイ...



間違いだらけの売り場支援⑦ 耳あたりのいい目標はブランドをダメにする

2024/12/10

 みなさんの所属するブランドは、予算以外の目標がありますか。「言っていることは間違っていないけれど、当たり障りがない目標」を設定していないでしょうか。この目標のことを「ボンヤリ目標」と私は呼んでいますが、この目標が...



《JIAM2024大阪から㊤》脱技能・省人化が進むミシン 自動制御などを活用

2024/12/10

 日本縫製機械工業会(JASMA)が主催する「JIAM2024OSAKA国際アパレル&ノンアパレル生産技術見本市」が、2年ぶりに開かれた。10カ国・地域から157社が出展し「JIAMから、つながる~次世代技術と匠の...



《サステイナビリティーのその先へ①》人・街・産業を豊かに“再生” 目指すのはゼロではなくプラス

2024/12/10

 今のままで、持続可能性は本当にかなうのか――SDGs(持続可能な開発目標)への対応をはじめ、サステイナブルな取り組みは重要な経営課題になった。しかし、当たり前の活動として浸透した一方、本来の目的やその成果が置き去...