コラム

《視点》重要なお知らせ

2021/01/29

 1月に入って都内の百貨店では、ホームページに「重要なお知らせ」を掲載する店舗が増えている。館内で働く自社や取引先の従業員が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと報告する内容だ。当該売り場などの消毒清掃...

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《めてみみ》今、求められるもの

2021/01/28

 ジョー・バイデン氏が米国大統領に就任した。早速、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」への復帰や世界保健機構脱退の撤回などを打ち出した。前大統領時代の混乱と分断を修復し、安定と協調、平和を取り戻す軸になっても...



《視点》資本論

2021/01/28

 マルクスの『資本論』に関係する本の広告や書評が目立つようになったと思う。資本論をもとにして書かれた新刊だけでなく、既刊の紹介も増えたようだ。気候変動、新型コロナなどをきっかけに社会のあり方を真剣に考えるようになり...



《めてみみ》代償と対策と

2021/01/27

 上海市内でも新型コロナウイルスの感染者が徐々に増えている。昨年、浦東空港の関係者が感染したのが始まり。21年に入り旧市街の浦西地区でも感染者が確認され始めた。人民広場近くの地域で感染者が見つかった時には、その地域...



《めてみみ》45年ぶりの水準

2021/01/26

 20年(1~12月)の全国百貨店売上高は前年比25.7%減の4兆2204億円だった。3年連続の減少で、75年以来の45年ぶりの低水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大で、店舗の臨時休業や時短営業を強いられ、イ...



《視点》コロナ禍を画期にして

2021/01/26

 コロナ禍による未曽有の事態の中で、ファッション業界の潮目が変わる可能性がある。業界の積年の課題であった在庫問題を解決する契機を迎えている。 コロナ感染者の拡大で、多くのアパレル企業が昨夏のセールで現金化を急いだ。...



《めてみみ》舌を喜ばせる

2021/01/25

 不要不急の外出を控えたせいばかりではないが、めっきり服を買わなくなった。コロナ下で買ったのはストレッチが利き、シワにならず、家庭で洗濯できるセットアップくらい。会計時にジャケットの価格だと思っていたのがパンツ込み...



《めてみみ》一生物との出会い

2021/01/22

 かつて、店で接客を受けた時に「この服は一生物ですよ」と言われることがあった。若いころはそんな言葉に踊らされ、購入することもあったのだが、しばらくして「服に一生物なんてない」というのが持論となった。 なぜなら、一生...



《視点》シーズンレス

2021/01/22

 アパレルでシーズンレス商品が注目されている。季節に左右されにくく長期で販売できるアイテムだ。典型的なものはTシャツのような商品。逆に真冬物や盛夏物は販売期間が短い。 シーズンレス商品に目が向く背景にはコロナ禍で欲...



《めてみみ》それでも前を向く

2021/01/21

 ビークデザインの浅野諭史社長は、タイ・チェンマイで帽子を製造・販売している。立ち上げたのは10年前。夫婦でデザインする帽子を自社工場で作り、直営店を出すなどタイ国内で拡大してきた。 昨年末、新年特別号用にウェブで...