《視点》普遍的な服
2020/07/14
「適時、適量」というキーワードを小売りでよく耳にするようになった。気候や需要に合った商品を、プロパーで売れる分だけ準備して無駄を出さないようにする考え方のこと。セレクトショップでは昨年から、頻繁に聞くようになった...
イタリアの作曲家エンニオ・モリコーネさんが他界した。映画音楽の作曲家として知られ、「ミッション」「アンタッチャブル」「ニューシネマ・パラダイス」など数々の作品に曲を提供した。70年代に人気となったマカロニウェスタ...
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅でテレワークする機会が増えた。自宅でノートパソコンを開くと、5歳の娘が目を輝かせて近寄って来る。 マウスやキーボードを触り、モニターのカーソルが動き変化するのを面白がる。ふ...
慣れるまでは不便を感じることになりそうだ。7月1日からレジ袋が有料化された。コンビニに立ち寄り、精算時にエコバッグを持っていないことに気づく。百貨店とショッピングセンターが一体となった複合施設では、服や子供の靴、...
「地元の方はやはりすごいですね」とは、広域型SCの営業担当者。改装に伴って地域の花屋を導入したそうだが、来店客を引き付ける「イベントをたくさんやってくれる」という。 その背景にあるのは地元の習慣を熟知していること...
「毎日、日本にいる子供とオンラインで朝食をとっています」「ただ一人の日本人であるため生産管理の現場から離れられず、初めての子供の出産に立ち会えませんでした」「父親が急逝したため現地企業を辞めて帰国します」。中国は...
外出自粛明け、梅雨の晴れ間となると、人の行く場所に出かけたくなるのは人のさが。かくいう私も6月中旬、東京・練馬区としまえんの名物のあじさい鑑賞を名目に、久しぶりに遠出した。 移動手段は、電車やバスの密環境を避け、...
百貨店の郊外店の閉鎖が相次いでいる。19年9月の伊勢丹相模原店、同府中店に続き、20年8月に高島屋港南台店が閉店する。人口減や顧客の高齢化など地域商圏の縮小均衡が、撤退に至った共通要因。郊外店の苦境を脱する道筋は...
母方の祖母は80歳を過ぎた今でも現役の商売人だ。岩手県の北部、海と山々に囲まれた三陸の小さな村でもう半世紀ほど、商店を切り盛りしている。現役とはいえ、だいぶ足腰が弱り、叔母と二人三脚というところだろうか。 店は村...
ダーウィンの進化論を誤用した言い回しで憲法改正の必要性を訴えたとして、日本人間行動進化学会が6月末、自由民主党に対する批判声明を出したことで、認識を改めることができた。「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者...