《素材メーカー、商社の決算分析④》紡績㊦ 4社増収も減益、赤字が3社
2023/05/24
紡績の繊維事業は市況の回復に伴って4社が増収となった。減収だった日東紡は原糸事業の撤退が要因。損益面は原燃料高や円安による下押し圧力が強く、売り上げと比べると回復は鈍い。各社はコスト上昇分について適正な価格転嫁も...
2023/05/24
紡績の繊維事業は市況の回復に伴って4社が増収となった。減収だった日東紡は原糸事業の撤退が要因。損益面は原燃料高や円安による下押し圧力が強く、売り上げと比べると回復は鈍い。各社はコスト上昇分について適正な価格転嫁も...
染色加工業の日本蚕毛染色(京都市、冨部純子社長)は、シルク100%でストレッチ性があり洗える糸「ゴムゴムシルク」を開発した。サテンなど生糸を使ったシルク生地へのウォッシャブル加工も本格化する。 ゴムゴムシルクは、...
丸紅は、欧州で導入が検討されているデジタル製品パスポート(DPP)を日本市場へ導入した際の対応を想定したシミュレーションを開始した。シミュレーションは、オランダのサーキュライズが開発するパブリックブロックチェーン...
【上海支局】東レグループの中国・南通での合繊原糸製造、販売会社東麗合成繊維南通(TFNL)は、23年度からスタートした中期経営課題の3カ年で20%の増収を目指す。このため、単純な糸売りビジネスからテキスタイルや縫...
紡績の23年3月期決算は、市況回復を背景に5社が増収となった。ダイワボウホールディングス(HD)とクラボウは大幅に収益を伸ばした。ほか4社の営業損益は原燃料高と円安によるコスト上昇が響き、3社が減益、1社が赤字だ...
「コットンの日」の5月10日、米国の綿花団体である国際綿花評議会(CCI)と日本紡績協会は、都内で記念イベントを開いた。日本国内における米綿の普及・振興を目的に今回で28回目となる。コロナ禍で20年は中止、21、...
島精機製作所は今期の黒字化に向け、生産の効率化や新機種開発を加速させている。6月にイタリア・ミラノで開かれる国際繊維機械見本市ITMAでも複数の新機種を投入予定で、より付加価値の高い物作りに貢献していく。新規事業...
23年度の事業環境は低調だった22年度下期の流れを引きずり、特に上期は厳しさが継続すると各社予想する。「世界経済は緩やかに回復するが、原燃料価格の高止まりや労働力不足によるインフレ圧力、欧米の利上げなどで停滞感の...
旭化成は、キュプラ繊維「ベンベルグ」の展示会を2年ぶりに開き、サステイナビリティー(持続可能性)、加工や素材の組み合わせによる新たな付加価値を訴求している。東京・恵比寿のザ・ガーデンルームで5月18日まで。 昨春...
インビスタジャパンは高強力素材「コーデュラ」でナイロン66原着糸を使ったカラー素材「トゥルーロックファブリック」の本格販売を始めた。染色工程を省いて環境負荷を抑えるとともに、高い堅牢度で製品の長寿命化に貢献する。...