素材・製造・商社

エコログ・リサイクリング・ジャパン 回収ポリエステル衣料を再生樹脂に

2023/05/12

 エコログ・リサイクリング・ジャパン(広島県福山市)の繊維リサイクルプロジェクトが活況だ。ポリエステル100%の回収衣料をマテリアルリサイクルで樹脂ペレットにし、ボタン、食器といった成形品にする。設立約30年、サス...

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22年国内の染色整理加工 コロナ以降、横ばい傾向続く

2023/05/11

 日本染色協会がまとめた22年(1~12月)の染色整理加工実績は、全素材・工程を合算した総量が15億5249万平方メートルとなり、前年比0.1%増で横ばいだった。コロナ禍で大幅に落ち込んだ20年以降、3年ほぼ同水準...



小松マテーレ 6月に金沢の観光地に直営店をオープン

2023/05/11

 小松マテーレは6月21日に金沢市内に直営店「まてーれ」を開設する。金沢を代表する観光地のひがし茶屋街の趣ある建物に出店。伝統工芸の九谷焼の色を取り入れたスカーフなど新たな商品を開発し、ブランド認知度を高める狙い。...



播州織産地の播 新設縫製工場に高い関心 生地から製品まで一貫

2023/05/10

 播州織産地の産元商社である播(兵庫県西脇市)は、3月に西脇市内に縫製工場を新設した。今後は自社ブランド製品をスタートする予定だ。近年は自社ブランド製品事業を始める播州織の産地企業も多く、「産地内で縫製まで完結でき...



なぜ尾州? 足しげく産地に通うデザイナーに聞きました

2023/05/09

 尾州産地に足しげく通うデザイナーがいる。オリジナルな物作りに近づきやすいのが最大の理由で、産地に入って工房を設立した人もいる。意匠素材を長く世に送ってきた持ち味が、尾州を知らなかった人々にも見直されている。(小坂...



ヤギの原料事業、「ユナ・イト」をシリーズ化 再生したPETや綿などを活用

2023/05/09

 ヤギは原料事業で、環境に配慮した糸や生地、製品のトータルブランド「ユナ・イト」を拡充し、シリーズ化する。オーガニックコットン(OC)を使った既存の「ユナ・イトオーガニック」に加え、東レの「アンドプラス」を活用した...



《製品事業トップに聞く》商社の製品ビジネスは新局面へ 付加価値型商材の提案広がる

2023/05/03

 商社の製品ビジネスは新しい局面を見せている。新型コロナの規制緩和が進む中で一定の明るさが見えてきた。地政学的なリスク回避を目的としたサプライチェーンの再構築はASEAN(東南アジア諸国連合)を軸にシフトが進んでい...



蝶理の新3カ年計画 繊維事業は売上高2000億円超、経常利益75億円を目指す

2023/05/02

 蝶理は、新3カ年経営計画「チョーリイノベーションプラン2025」(CIP2025)の最終年度となる25年度に売上高3600億円(22年度実績3294億円)、税引前当期純利益160億円(128億円)、親会社株主に帰...



モリリンが3D技術を製品開発に本格活用 パターン修正や素材変更を可視化

2023/04/28

 モリリンは3Dデジタル技術を商品開発に生かす「M3LABO」(エムスリー・ラボ)を立ち上げ、本格的な運用を始めた。同社の素材開発力を活用し、取り組み先の製品開発に最適な素材提案で応える。 同ラボの特徴は、3Dデジ...



《尾州マテリアル・エキシビション24年春夏㊦》糸使い・加工で夏らしさ演出

2023/04/28

 24年春夏尾州マテリアル・エキシビション(BME)ではカットジャカードやファンシーツイードで尾州らしい素材のほか、綿、麻、キュプラなどの糸の組み合わせで夏らしさを出した。風合いはソフトでやわらかい素材だけでなく糸...