アダストリアのカジュアル3ブランド テイストの変化で新鮮さを打ち出す

2025/08/29 06:28 更新NEW!


 アダストリアのカジュアル主力3ブランドは、商品の幅の拡充や新ライン立ち上げで、新規客獲得に力を入れる。主戦場の郊外SCでファミリー客を取り込み、ファッションビル向けの商品開発で出店先を増やす。

【関連記事】アダストリア「レイジブルー」 今秋からきれいめアイテムを拡充、レディスも強化

 レディス主力の「ローリーズファーム」は25年秋から、メンズラインをユニセックスの新ライン「LFM(U)」(エルエフエムユー)に刷新する。20年からシンプルできれいめなメンズを販売していたが、女性スタッフの着用販売が多く、購買客の約7割が女性だったためだ。

ピンクなどの色で個性を出す「LFM(U)」

 ゆったりとしたTシャツやパーカ、ペインターパンツを、可愛いチェック柄の生地で仕立てた。ファミリー客の多い大型店からスタート。都市部で期間限定店も開き、知名度を上げる。

 一方、20代メンズ向けのアメカジ、ストリート系がメインの「レイジブルー」は秋以降、きれいめ商品とレディスを強化する。メンズはツイード調のセットアップ、ウールライクなコートやカバーオールなど30代以上が好むテイストを拡充。ウォッシャブル、防しわ性を持ちビジネスシーンでも使えるセットアップなど、一格上の商品も出す。

ガーリーなレディスアイテムで客層を広げる「レイジブルー」 

 レディスはボーイッシュな商品が多かったが、ガーリーなデザインに刷新し若い女性客を取り込む。花柄やピンクなどの色柄で、今まで無かったショート丈ニットなどを揃える。

 「レプシィム」では、主力の40代女性が職場でも着られるジャケットやセットアップを増やす。ベーシックが多かったが、23年からトレンドを取り入れた商品を増やしたところ、高感度な大人客や20~30代の客が増加、既存客にも好評で売り上げが伸び続けている。

オフィスでも着られる服で駅近隣のファッションビルへの出店を狙う「レプシィム」

 郊外SCが中心だが、ジャケットやウール調セットアップなど、働く女性向けの商品を増やし、都市部の駅近隣ファッションビルへの出店を強化する。



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