中国の都市に1線都市、2線都市あるいは1級都市、2級都市などの区分けがある。これは都市の発展度合いに応じて付いた呼称だ。1線都市は中国を代表する経済都市で直轄都市の北京、上海、改革開放で発展した広州、深圳を指す。
最近は新1線都市という区分けで呼ばれる都市も存在感を増している。これは以前の2線都市で、経済発展による都市化、中間層の拡大により1線都市の予備軍として、注目度が上がっている。
中国の代表的なメディアである第一財経の新1線都市研究所がまとめた「2025新1線都市魅力ランキング」によると、1線都市で変化はなかった。新1線都市では、安徽省の省都である合肥が、新1線都市で調査開始以来最高位の11位に入った。
調査は全国の337都市を対象に行われた。商業施設の集中度、都市の中枢性、都市生活者の活性度などを指数化してランキングを出している。第1位の上海は158.62、2位北京157.99、3位深圳124.98、4位広州116.13で100を超えていたのは新1線都市で1位だった成都の100までだった。
