コロナ禍以降、オフィススタイルのカジュアル化でスーツ離れに拍車がかかった。物価高によるにスーツ価格の値上がりも追い打ちをかけた。さらにスマートフォンが必須のZ世代やその下のアルファ世代など若年層へリーチしきれていないことも、紳士服専門店が危機感を募らせている大きな要因だろう。スーツ市場に逆風が吹き荒れる中でも、主力アイテムであるスーツの復権に挑むのが業界最大手の青山商事。同社は11月、全世代向け新シリーズ「みんなのスーツ」(メンズ、レディス)を、「洋服の青山」と「スーツスクエア」の全店、公式オンラインストアで販売を開始した。
(大竹清臣=本社編集部)
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高価格化の一方で…
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