ハンドメード商品のECサイト「iichi」(いいち)の運営企業、いいち(神奈川県鎌倉市、飯沼健太郎社長)がグローバルなサービスを強化している。アジア最大級の独立系デザイナーECサイトを運営するピンコイ(台湾)との資本業務提携を通じて、アジア人デザイナーの日本での販売や、日本人クリエーターの海外販売を促すマーケットプレースの構築を目指す。
同社は11年に博報堂で立ち上がった事業の発展形。開始当初からグローバルなマーケットプレースを目指し、英語版も立ち上げていたが、事業展開を加速するために3月、ピンコイと資本業務提携を結んだ。いいちはピンコイを引き受け先とする第三者割当増資を実施。ピンコイを筆頭株主として、博報堂グループとともにグローバルEC事業に取り組む。