仏「ラコステ」の日本における製造・販売権を持つラコステジャパンは、国内アウトレット全店にネクスウェイの売り場実現支援アプリ「売り場ノート」を導入し、店舗のVMD報告業務を大幅に改善、セット購入率と客単価のアップにつなげている。
ラコステジャパンは現在、フランス本国の方針でブランドイメージを強化している。その一環で今年3月、アウトレット全16店のディスプレーイメージの統一と売り場情報の迅速な共有を目的に、売り場ノートを導入した。
アウトレット店はプロパー店と異なり展開商品、在庫数が限定されるため、店舗ごとにディスプレーにばらつきが出る。これまでも本部からVMDを指示してきたが、店舗が全国に広がり、VMD担当者の巡回も限られる。店のスタッフに店頭写真の送信を指示しても、パソコン操作に不慣れな場合、送信が最大1週間遅れることがあり、次の売り場変更にも支障が出るなどしていた。