ベイクルーズグループのラクラスは、ルミネが16年3月に東京・新宿駅新南口にオープンする商業施設「ニュウマン」に新業態の「エーピーストゥディオ」を出店する。セレクトショップ「アパルトモン」の派生業態として、ベーシックアイテムの新しい切り口を見せる。
品揃えは、オリジナル6割、仕入れ4割の予定。オリジナルは、シャツ、ニット・カットソートップといったワードローブに欠かせない定番アイテムを、レディスのジャストサイズからメンズのXLサイズまで揃え、丈やシルエットの好みに合わせて選べるようにする。「何を着るかよりも、どう着るか」を軸にしたショップだ。オリジナルのシャツで1万円台後半が中心。
現在、アパルトモンは40代が中心顧客となっている。新業態は大人の女性とともに、こうした着こなしを好む20代などの若い層も取っていく。同社は新業態、ドゥーズィエムクラス、アパルトモンの3業態体制となる。新業態は、「エレガントなドゥーズィエムクラスとも、大人なアパルトモンとも異なるイメージを打ち出す」という。