マッキントッシュ・フィロソフィー好調

2016/05/09 06:19 更新


 「マッキントッシュ・フィロソフィー」が好調だ。マッキントッシュジャパンによると、各アイテムを合算した売り上げは15年度で117億円。12年度の56億円の2倍以上となった。

 同ブランドは三陽商会のウエアのほか、エースのバッグ、スワニーの手袋、ムーンバットの傘、福助の靴下、下着などを展開している。「ブランドのメーンテーマ設定に加え、売るためのアイデアを発信し、サブライセンシー間で共有できた」(八木洋三マッキントッシュジャパン代表取締役専務COO=最高執行責任者)ことを好調の要因に挙げる。トロッターをテーマに雑誌でジャケット、バッグ、傘などを総合提案する企画を実施したのが象徴的な事例で「話題作りに貢献できた」とする。

 なかでもムーンバットが開発した超軽量のトラベル傘「バーブレラ」は多色展開でビジュアル面での効果も大きく、好調だ。

 ファッショングッズは百貨店単品売り場が基本だが、ウエアの売り場でアイテム集積する取り組みもスタートさせている。今後、アイテムの拡充も計画し、レディスバッグ、レディスシューズ、メンズアクセサリーなどを候補に挙げている。

人気の高いムーンバットの「バーブレラ」


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