瀬戸内ブルーをテーマにオリジナル強化
三越伊勢丹は3月30日から、日本の伝統や技術、クリエーションに注目したキャンペーン「ジャパンセンスィズ」を始めた。16年は瀬戸内をテーマに、全国各店で魅力を発信する。11年からスタートした同キャンペーンはこれまで春(3月)と秋(10月)の年2回だったが、今年から夏(6月)と冬(1月)を加えた年4回に拡大する。第1弾の春は12日まで。
主軸を担う伊勢丹新宿本店の婦人服は「瀬戸内ブルー」を共通テーマに設定した。目玉にするのは倉敷や福山などの産地と直接取り組んだオリジナルブランド。決算月末に各階の一等地であるプロモーションスペースをPBのみで構成するという攻めの姿勢で、約10人のPBバイヤーが瀬戸内のメーカーや工場と直接、物作りに取り組んだ。中心はデニムのため、キャンペーン以降も継続して定番アイテムに昇華させる。