ミャンマーJとイオンOが日本ブランドのショールーム

2017/05/22 06:24 更新


 ミャンマーで日本語情報誌などを発行する日系メディア企業のミャンマー・ジャポン(ヤンゴン、永杉豊社長)とイオンの現地法人イオンオレンジ(ヤンゴン、川戸義満社長)は27日、イオンオレンジのウイザーヤンター店に日本ブランドのショールーム「ザ・ジャパン・ブランド@イオンオレンジ」を初めて開設する。

 ヤンゴンでは中間層の増加で小売市場の急速な成長が期待されている。ミャンマー・ジャポンは日本のブランドや製品の認知度を高めるため、常設ショールームとしてザ・ジャパン・ブランドを16年12月、ヤンゴンの中心部にあるサクラタワー1階に開設。

 現在はソニー製品などを展示・販売するほか、民放テレビ局、同社の情報誌、フェイスブックなどのメディアミックスにより、日本ブランドの認知度向上と販売促進を進めている。

 イオンオレンジは現地のクリエーション・ミャンマー・グループ・オブ・カンパニーズ(CMGC)との合弁会社で、16年4月に設立。CMGC傘下のハイパーマートが運営するスーパーマーケット14店舗を譲り受けたほか、 16年9月にミャンマーでのイオン1号店「イオンオレンジノース・オッカラッパ店」をオープンした。

 両社は今後、同ショールームの出店について「1年間の運営中に計画を策定」(永杉ミャンマージャポン社長)する。また、ミャンマー・ジャポンは17年中に、現地テレビ局と共同で日系企業約150社を集めた大型展示会も開催する予定だ。

1号店があるヤンゴンのサクラタワー 



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