ピックアップニュース

ヘラルボニーの異彩が開く世界㊤ 創造性で福祉の枠を超える

2025/05/29

 ヘラルボニー(盛岡市)が事業を拡大している。知的障害のある作家とライセンス契約を結び、アート作品として正当なロイヤルティーを払う新しいビジネス領域を開拓してきた。昨年度の売上高は1.63倍、作家へのライセンス使用...

もっとみる


「構造改革、軟着陸させる」 ユニチカ藤井社長、繊維事業譲渡へ交渉

2025/05/29

 「非常に重い構造改革を、軟着陸させるのが自分の仕事」と話すのは、ユニチカの藤井実社長。昨年12月に官民ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)の事業再生支援を受けることが決定、旧役員の退陣に伴い4月30日に...



伊藤忠商事繊維カンパニー ファッションアパレル部門の今期方針は?

2025/05/29

 伊藤忠商事繊維カンパニー・ファッションアパレル部門は26年3月期、マーケットインと物作りの力を掛け合わせて商品力を高め、「収益を着実に伸ばす」(辻貴由同部門長兼ファッションアパレル第二部長)方針。(高田淳史)【関...



10周年を迎えた「クラネ」 出店を強めファン広がる 日常に寄り添う提案が奏功

2025/05/29

 松本恵奈さんが社長・クリエイティブディレクターを務める「クラネ」(クラネデザイン、東京)が、出店を強化し、全国にファンを広げている。今年10周年を迎え、「お客様と一緒にクラネらしさを作ってこられた」と松本社長。期...



大分市内の商業施設 人口減のなかで差別化と存在感をアピール

2025/05/28

 大分市は人口の減少傾向が続いている。その中で、中心市街地と郊外の各施設は客層やテナントの拡充を進め、差別化や施設の魅力アップ、イベントなどで顧客の取り込みに注力している。一方で、「街の魅力を上げないと、お客様は足...



ワコール「CW-X」 30年に年商300億円へ体制整備 対企業や米国向けを柱に

2025/05/28

 ワコールホールディングスは、コンディショニングウェア「CW-X」を27年度に現在の3倍となる年商150億円、さらに30年度には300億円へと伸ばす計画を掲げている。大谷翔平選手をはじめトップアスリートとの契約を生...



東京テキスタイルスコープ26年春夏 来場者が選ぶ、次のトレンドテキスタイルを発表

2025/05/28

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏内で行った、来場者の投票で次のトレンドを探る「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表した。1位は東レの「ウル...



川西阪急スクエアが改装オープン 百貨店と専門店の〝デパートメントモール〟へ

2025/05/28

 阪急阪神百貨店は、川西阪急を川西阪急スクエアに屋号変更し、5月16日に改装オープンした。収益構造の安定化と30、40代ファミリー層の獲得を主な狙いに、ほぼ全館が百貨店の構成から百貨店約6割、専門店約4割に切り替え...



第8回ファッションECアワード OMOへの先進性に高評価

2025/05/28

 繊研新聞社による「第8回ファッションECアワード」は、OMO(オンラインとオフラインの融合)を推進しながら、高い実績を上げるサイトがエクセレント賞に選ばれた。ブランド横断型サイトが揃ったのも特徴だ。フォーカス賞は...



《TTSにみる26年春夏テキスタイル㊦》加工、他素材との併せ使いで天然繊維に付加価値

2025/05/27

 引き続き注目が集まっている天然繊維。東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏では、春夏向けで特に引き合いが多い麻や綿に加え、シルクの提案も目立った。天然繊維を使うだけでなく、ラメ糸や箔(はく)プリントによる光...