コラム

《めてみみ》できること

2020/01/09

 本紙・1月1日付の「繊維・ファッション関連企業の経営トップアンケート」で、今年の国内の繊維・ファッション市場の見通しについて大半の経営者が「横ばい」(60%)、「落ちる」(32%)と答えた。「伸びる」はわずか6%...

もっとみる



《視点》脱炭素社会

2020/01/09

 サステイナブル(持続可能性)や環境配慮型という言葉を取材時に頻繁に聞くようになった。その中でも最近目立つのが「脱炭素型社会」。地球温暖化の要因とされる二酸化炭素の排出量を減らすという取り組みだが、繊維業界でも取り...



《めてみみ》民族の大移動

2020/01/08

 20年が始まった。中国では新暦と旧暦が併用されている。新暦の新年に習近平国家主席は「19年の中国の1人当たりGDP(国内総生産)は1万ドルの大台に乗るだろう」との見通しを示した。新暦の正月は1日のみの休みだったが...



《視点》不便と手間を解決する

2020/01/08

 先日、電車内に忘れ物をしてしまい、JR西日本のセンターへ連絡しようとしたところ、自動応答のチャットボットサービスがあることを知り、スマホ経由で利用した。 以前だと忘れ物センターにかけた電話がなかなかつながらない上...



《めてみみ》最大の武器

2020/01/07

 都内百貨店で2日から、冬のクリアランスセールが始まった。初売りと同時スタートの店舗がほとんどだったが、入店客数、売り上げともにほぼ前年並みだった。食品や特選雑貨は引き続き堅調な一方で、不振だったコートをはじめ、シ...



《視点》かつてない挑戦

2020/01/07

 昨年は取材の折に「かつてない」という言葉をよく耳にした。テキスタイル業界では、「市場の厳しさがかつてない」とする声が多い。デフレ傾向が続き、業績が思うように改善しない悩みが強まっている。 一方で、環境への配慮が大...



《めてみみ》主役交代

2020/01/06

 年末のNHK紅白歌合戦では人気アイドルグループやベテラン演歌歌手などに交じって初出場した若いアーティストのパフォーマンスが印象的だった。数年前にラジオで初めて聞いた時は、まだまだ無名の若手扱いだっただけに、急成長...



《めてみみ》庚子の年

2020/01/01

 干支(えと)には普段あまり縁がないが調べてみると、今年の「庚子(かのえね)」は、時代にも符合しそうだ。「庚」は新しい姿に生まれ変わろうとする状態、「子」も新しい生命が生まれようとする状態を指すとされる。元号は昨年...



《めてみみ》令和の始まり

2019/12/27

 「バッグだったものが財布に。財布から香水に」。ある百貨店によれば、クリスマスギフトの単価が下がった。消費増税後、特に中間所得者層の消費引き締めが続き、12月商戦も低調という。増税前には、14年4月に比べて駆け込み...



《視点》子供から学ぶ

2019/12/27

 12月の週末、都内の学校で開かれた「SDGs・フォー・スクール」のイベントに立ち寄った。SDGs・フォー・スクールは、持続可能な社会創生のための教育を目指す先生と生徒を応援する、一般社団法人シンク・ジ・アースのプ...