コラム

《めてみみ》暖かい理由

2022/12/13

 ダウンは水鳥の羽の間に生えている球状のわた毛だ。これが空気を含んで外気を遮断する。カシミヤヤギは冬に生える細い産毛が同じ役割を果たす。羽毛や産毛と皮膚の間に暖かい空気の層ができるので氷点下でも暮らすことができる。...

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《視点》消費者に届いていない

2022/12/13

 素材見本市を運営する仏プルミエール・ヴィジョン(PV)とIFM(フランスモード研究所)が今春、欧米5カ国(仏、独、伊、英、米)7000人の消費者に実施したアンケート調査で、この1年で環境に配慮した衣料品を購入しな...



《めてみみ》公式リユース

2022/12/09

 阿修羅像のようなオブジェの実物作品と、それを3D・CG化したNFT(非代替性トークン)アートの並列展示を見た。「実物が80万円とすれば、NFTアートは8万円で10点、その簡略版NFTを8000円で100点販売する...



《視点》改めて基本に

2022/12/09

 オンラインの活用が加速し、アパレルの展示会場ではバイヤーによる顧客向けライブコマースが増えていたが、「最近は減少傾向になっている」と聞いた。実際の先物商品が見られて、顧客が気に入った商品を予約発注できるため、過剰...



《めてみみ》3年ぶり

2022/12/08

 「流行語大賞」には選ばれなかったが、今年は「3年ぶり」という表現が様々な場面で聞かれた。言うまでもなく、コロナ禍前の19年以来という意味。3月22日にまん延防止等重点措置が全面解除されて以降、コロナ禍で休止してい...



《視点》バースイヤージーンズ

2022/12/08

 11月に岡山県倉敷市児島で「ジーンズソムリエ認定証授与式」が開かれた。続くトークイベントで興味深い話を聞いた。ゲストの一人が自分の生まれた年に販売された「リーバイス」の「501」のビンテージジーンズをプレゼントさ...



《私のビジネス日記帳》日本は1010で 燕泳静

2022/12/07

 18年に自社ブランド「アビトーキョー」を出し、21年にはファッションのライブコマース通販「1899mall」を開きました。サービスは国内からスタートしましたが、ともに目指すは世界。課題はたくさんありますが、一つず...



《めてみみ》環世界

2022/12/07

 「アンリアレイジ」の森永邦彦氏がよく言及するのが「環世界」という言葉。ドイツの哲学者・生物学者であるヤーコプ・フォン・ユクスキュルが唱えた学説がもとになっている。環境とは、全ての生物に等しく存在するのではなく、多...



《視点》複合型

2022/12/07

 「本当は壁を抜いて区画を広げたかったのですが」とは、マンション複合施設の改装担当者。上に住居が乗っているから柱が太いのはもちろん、耐震上、壁も維持しなければならず、なかなか思い通りにならなかった。改装工事も夜間に...



《めてみみ》路地裏の底力

2022/12/06

 大阪の専門店が5月に出した東京の新店舗にお邪魔した。店が仕入れる、あるブランドのイベントを取材するためだ。銀座のメインストリートから、何本か奥に入った通り沿いの雑居ビルにその店はあった。 メンズの定番服が品揃えの...