素材・製造・商社

縫製工場のシェル(岐阜市) 品質重視の技術力に磨き

2025/01/31

 シェル(岐阜市)はデザイナーブランド向けが主力の縫製工場。杉浦知美代表が、13年前に夫の杉浦晃一さんと立ち上げた。縫製は紳士・婦人のジャケットやコート、ボトム、シャツ・ブラウスと幅広い。 強みは品質を重視した技術...

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豊島、ウールの履歴管理を強化 豪ファイバートレースの技術を活用

2025/01/31

 豊島は、繊維のトレーサビリティー(履歴管理)を提供する豪ファイバートレースの技術を活用し、ウールのトレーサビリティーを強化する。繊維に埋め込んだ顔料から繊維の出所や加工過程を追跡できるシステムを構築する。製品タグ...



《米国新政権の政策に関するJETROアンケート調査⑤》〝関税〟対策が喫緊の課題

2025/01/30

 米国トランプ新政権の政策を見据えた各企業の現時点での対応は、追加関税への対策が最も多い。在米日系企業の間で、〝トランプ関税〟の発動に備え、生産拠点(中国、メキシコ、カナダ)や調達先の見直し、米国内製造・調達の強化...



《米国新政権の政策に関するJETROアンケート調査④》「米国・メキシコ・カナダ協定」の見直しが懸念材料に

2025/01/29

 26年に予定されている「米国・メキシコ・カナダ協定」(USMCA)の見直しが懸念材料として浮上している。最大の問題点は関税率の引き上げだ。多数の在米日系企業がコスト上昇を懸念。インフレによる景気後退での消費減退や...



山口織物鷹山堂 伝統技術をアップデート 自社製品拡販に力を入れる

2025/01/29

 山形県・米沢の山口織物鷹山堂は、4メートル幅の電子ジャカード織機で、写真のような緻密(ちみつ)な柄の織物「写真織」を得意とし、自社製品の拡販に力を入れている。カフェ、アートスペースなどの新事業でブランディングを推...



《米国新政権の政策に関するJETROアンケート調査③》「プラスの影響」を期待

2025/01/28

 トランプ新政権の〝プラスの影響〟を期待する声がある。在米日系企業は、環境・エネルギー関連規制の緩和、米国内産業保護政策など、ビジネス環境整備に注目している。【関連記事】《米国新政権の政策に関するJETROアンケー...



東洋紡グループが繊維事業再編 STCの産業用事業を東洋紡せんいへ

2025/01/28

 東洋紡は1月27日、4月1日付で100%子会社の東洋紡STCを分割し、一部事業を100%出資の東洋紡せんいに承継させると発表した。STCから東洋紡せんいに移るのは、産業用繊維を扱う工業材料事業と機能資材事業の2事...



細幅織物の二口製紐 「ゴムの可能性」を広げ用途開拓

2025/01/24

 ゴム入り細幅織物メーカーの二口製紐(二口卓社長)は、インテリアや産業資材、手芸材料、メディカルなど非アパレル分野の拡大に力を入れている。オリジナルブランドのかばんや小物類の製造、販売なども行っている。(藤浦修一)...



モリト、2期連続で最高業績 EC企業のグループ化で成長を加速

2025/01/23

 副資材を主力とするモリトの好業績が続いている。前期(24年11月期)の連結決算は2期連続で売上高と営業利益、経常利益が過去最高となった。26年11月期を最終年度とする第8次中期経営計画を遂行中。営業利益目標の30...



YKKの次期社長、松嶋耕一氏 「変えるべきところは変える」

2025/01/23

 4月1日付でYKKの社長に就任する松嶋耕一取締役副社長事業戦略本部長は、「YKK精神を守りながら、変えるべきところは変え、企業価値をより多くに届けるチャレンジをしたい」と1月21日に都内で開いたメディア懇親会で語...