古着小売りのJAMトレーディング(大阪市)は11月8日、「古着屋JAM」堀江店をオープンした。同店はビルの老朽化でいったん閉め、約2年ぶりの再開。店内には25年6月にスタートした「ファイ・バイ・JAM」を併設し、新たにビンテージやオーセンティックなアメカジを凝縮したJAMクラシックスも盛り込むなど、これまで以上に品揃えが充実した店作りを打ち出した。初年度の売上高目標は2億円以上。
【関連記事】JAMトレーディング 下北沢に「古着屋JAM」2店目
新築ビルの2階部分で300平方メートル。従来からの古着屋JAMが約半分、残りの半分をデザイナーブランド古着のファイとJAMクラシックスが占める。原宿店に続き2店目となったファイは、照明をはじめとした空間の雰囲気を変えたインショップにした。一方、JAMクラシックスは、通常よりも単価の高いビンテージを多彩に用意。初心者だけでなく、マニアも楽しめるゾーンを実現した。

今後は、EC商品の取り寄せサービスを導入する予定。気になった商品を実際に見て試着ができるなど、より多彩な買い物体験が味わえる。まずは同店限定で開始する。
同社は引き続き出店に積極的で、18日には東京・下北沢にレディス古着の「エルル・バイ・JAM」の路面店を開設する。年末までに無人古着店「ストッピー」も2店の開設を予定している。
