スタートトゥデイは今期(17年3月期)、PB開発・販売をめざす。「まだコンセプトは決まっていないが、やり方は見え始めた」(前澤友作社長)として、今期中に販売開始する計画。
PBはゾゾタウンやウェアのユーザーに向けて、インターネット、スマホアプリで商品展開していく予定。
ただ、コンセプト、デザイン、生産体制、価格などは未定。サンプルは試作し、現在方向性を整理しているようだ。「この数年間に生産背景、市場環境、ニーズを調査し、勘案してきた。その中で、やり方を絞り込みつつある」とし、具体的な商品イメージは「話せない」としつつも、「人と同じことはやりたくない。新しいことをやっていく」と語った。
このほか今期推進するのは、ボタン型ビーコンとLINEのビジネスアカウントを連携したサービスと海外展開。海外はファッションEC企業に投資し、市場の情報収集、事業機会を探っていく。
今期(17年3月期)連結業績予想は、商品取扱高1950億円(前期比22・3%増)、売上高690億円(26・8%増)、営業利益221億4000万円(24・7%増)、純利益152億6000万円(27・3%増)と、2ケタ成長をめざす。計画前提は、ゾゾタウン事業の伸び継続、ユーズド事業とフリマ事業の大幅拡大など。
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