素材・製造・商社

ミラノウニカ26~27年秋冬 来場低調も商談順調 関税よりユーロ高に懸念の声も

2025/07/10

 【ミラノ=関麻生衣】国際素材見本市のミラノウニカ(MU)26~27年秋冬が7月8日に開幕した。出展者数は735社(17社は出版社)で増加傾向だ。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)とジェトロ(日本...

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アダストリアの独自開発素材26年春夏 天然繊維や天然調に注目

2025/07/09

 アダストリアは独自素材の26年春夏向けで、ナチュラルなムードを取り込む。合繊を得意とするが、綿や麻などに注目し、天然繊維や天然調合繊の品番数を昨春夏よりも30%増やした。天然繊維ならではの風合いや着心地の良さを特...



縫製工場のファッションハウスロード ダウン含めオールアイテムを生産

2025/07/09

 ファッションハウスロード(岐阜市、山本明広社長)は布帛を中心にオールアイテムを縫う縫製工場だ。中国・南通市にも自社縫製工場を持ち、国内外から物作りを支えている。(森田雄也) 1989年に山本社長が創業し、11年8...



副資材企業、国内市場の見通し 7割がネガティブな見解 RFIDや海外市場に期待感も

2025/07/08

 副資材企業による国内衣料品市場の見通しがおおむね良くない。アパレル業界が減産基調にあることが主な理由で、米国の関税措置の影響が不透明であることも背景となっている。主要企業が置かれている状況や見解をまとめた。(小堀...



エプソン、デジタル捺染で新興国に可能性 繊維リサイクル技術の確立も

2025/07/08

 エプソンはインクジェット技術を活用し、テキスタイルプリントなど商業・産業分野の拡大に力を入れる。また中長期にはエネルギー、エレクトロニクスといった新領域開拓を目指す。環境技術開発も強化しており、廃棄品由来の再生繊...



《職場の熱中症対策を探る④》可視化で危険な我慢を回避

2025/07/04

 「『最大の課題は熱中症対策』という声が多く上がった。『だから対策をきちんしたい』という明確なニーズがあった」。ウェアラブル製品・サービスを開発するミツフジ(京都府精華町)の三寺歩社長はいう。同社が4月末に発売した...



合同内見会「イトマルシェ」 天然・高機能糸を幅広く 業界交流の場に

2025/07/04

 大阪で糸を軸とした素材の合同内見会「イトマルシェ」が開かれた。昨年初めて開催され、今年は2回目。新規顧客開拓や業界内の交流の場として位置付ける。主催は繊維専門商社のSTXで、8社が参加した。シキボウや新内外綿、ニ...



《職場の熱中症対策を探る③》ファン付きウェアや冷風機を

2025/07/03

 繊維・ファッション業界も製造業を中心に暑熱環境の作業は少なくない。とりわけ染色加工の現場のように熱源がある職場は高温多湿だ。ファッションの物流を支える配送業者も屋外で動き回らなくてはならない作業の特性上、暑熱リス...



中国ニット生地メーカーのコウリンジャパン 一貫生産強みに小売りへ訴求

2025/07/03

 中国のニット生地メーカー、常州恒綸紡績(江蘇省常州市)の日本法人コウリンジャパン(名古屋市、張萌代表)は、素材開発から製品までの一貫生産を強みに、日本の小売りへの提案を強化している。今春には東京・渋谷にショールー...



大阪釦服飾手芸卸協同組合が解散 「OSAKA手づくりフェア」も終了

2025/07/03

 大阪釦服飾手芸卸協同組合がこのほど解散した。同組合によると「ここ数年、資材や人件費、設備投資などのコスト高騰によって、組合運営自体が大変厳しい状態」だったとし、「諸事情を鑑み、解散することとなった」という。41年...