繊研plusメールマガジン土曜日版は、会員約1万2000名に対する無記名式のアンケートによりファッション業界の問題意識と実態を探る「繊研センサス」を今年26回実施しました。その中から、とくに反響の大きかった7つをまとめました。
店頭でのライフスタイル提案、今後ますます面白くなる?ならない?(1月17日号)
「便利なフレーズに過ぎない」(30代/広報・宣伝・販促)
「店舗の同質化が叫ばれて久しいが、ライフスタイル提案の前に、VMD戦略の空洞化が見られる。ライフスタイル提案で、いたずらに専門外のインテリア雑貨やカフェ等の併設をする前に本業の軸を見直して欲しい」(50代/管理職)
「ライフスタイル自体がすでに陳腐化。商品に魅力がないから無理に生活グッズなどをくっつけているだけ。商品単体に魅力が無いのに、全体のレベルがあがるわけがない。むしろ、必要でないものが多過ぎる。メンズ、レディスでも嗜好が異なるし、ライフスタイルも違う。もっと、商品に切り込み品揃えを絞り込むべき」(50代/その他)
「なんちゃって提案が多い気がする。もっと本当の意味でのライフスタイルの奥行を提案・表現しないとこれ以上進化はないと思う。異業種とのコラボレーションをもっとやりきることが出来れば違った局面になると思うし、そうなってほしいし、そうしたい」(40代/バイヤー)
「今でも十分つまらないから! 」(40代/デザイナー)
「日常を劇場的に提案し続けるのが小売店の使命です」(60代/会社経営)