日本チェーンストア協会が21日発表した会員企業(58社、9326店)の11月総売上高は、1兆682億円(店舗調整後、前年同月比0・1%減)と、8カ月ぶりのマイナスとなった。食料品は増収を継続したが、住関品とともに衣料品が落ち込んだことが響いた。
衣料品は5カ月ぶりのマイナス。高めの気温で防寒といった季節商材が動かず5%を超える下げ幅になった。紳士衣料はコートなどが不振でカッターシャツなどに動きが限られた。婦人もセーターなどが動かず、水準を大きく落とした。その他衣料・洋品は、装飾品が好調だったが、子供の衣料、肌着などが不調だった。