ヒマラヤ、18年度に180店舗を計画

2016/01/14 06:09 更新


 大手スポーツ専門店チェーンのヒマラヤが新規出店を継続する。子会社のビーアンドディー含め、今後も年10~13店のペースで出店を進め、18年8月期には総店舗数を180店前後(15年8月期151店)、売上高は860億円(同723億円)とする計画だ。

 前期末の店舗数は、総合スポーツ専門店の「ヒマラヤ」が118店、サッカーなど競技スポーツ専門店の「ビーアンドディー」が33店だった。これまでも年間10店前後を開設しており、出店頻度は従来のペースを維持する格好。出店立地もドミナント戦略を踏襲し、市場深耕を図るが、これまで関東圏で出店していたビーアンドディーについては、関東圏以外も対象に入れる。

 15年度比で約20%増を見込む売上高は、「現状のペースで店舗を増やしていくと、これくらいになるというもの」(野水優治社長)という。経常利益は18年度に34億円にする計画(15年8月期24億円)で、売上高経常利益率は約4%となる。

 この3カ年では、店舗網の拡大に加え、伸びの著しいEC事業の強化にも着手。「今期は拡大に向けた具体的なアクションを起こす」年度にする。



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