伊勢丹、解放区できものイベント

2016/01/25 06:00 更新


 伊勢丹新宿本店は、2階のトーキョー解放区で、きものに焦点を当てた催事「ファッションとキモノとイキモノ展」を開いている。きものの中に洋服のアプローチやこなしを取り入れることで、普段きものに親しんでいない層にも和装の楽しさをアピールする。26日まで。

 洋服と同素材のきものを提案する「アグリ・サギモリ」、きものディレクターのチョコさん、ガーリーなきものファッションを提案する「ハイカロリイオトメ」、イラストレーターのハセガワ・アヤさんと組み、きもの(6~7万円中心)、羽織り(5万円前後)、帯(2~3万円中心)、草履、帯留めや髪飾りなどを揃えた。きものの素材は、プリントが鮮やかなテンセルや総レースなど。そこに、カラーブロックやリバーシブルの帯、ベルトのような帯締めなどを合わせて洋服感覚で着こなしを楽しむ。きものと同素材、同柄プリントの洋服も豊富に揃えた。

 「きものは様々な面でハードルが高いと思われているが、手に取れるようにすれば楽しんでもらえる」と寺澤真理バイヤー。客層は30~40代が中心。チョコさんのファンなどが初日から詰めかけた。

解放区
アクセサリー含め、ガーリーなきものの着こなしを提案する


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