ラオックス オギツグループを子会社化 

2017/09/22 17:19 更新


 ラオックスは22日、婦人靴企画卸のオギツ(東京、荻津裕一社長)とグループ企業システム管理の恒和総業(東京、荻津照子社長)の株式を取得し、子会社化すると発表した。オギツの発行株式のうち直接所有と間接所有分合わせて議決権ベースで95%を取得する。取得額は非公表。株式譲渡日は10月6日の予定。

 ラオックスは15年にモード・エ・ジャコモを子会社化、16年にはラオックスの子会社がシンエイと婦人靴製造の新興製靴工業の事業を取得し、今年7月にはこれら子会社を合併している。今回のオギツグループの株式取得により、商品構成を充実させて顧客満足度を高めるとともに、既存の婦人靴事業との製造・販売面での相乗効果と効率化につなげるとしている。

 オギツの16年12月期業績は、売上高80億5500万円、当期損益は17億7500万円の赤字だった。



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