ミズワン、イタリア生産やメンズ強化

2016/01/26 06:00 更新


 婦人服製造卸を主力とするミズワンは、イタリアでの企画・生産とメンズ企画を強める。16~17年秋冬物から、レディス、メンズで新ブランドを出すほか、既存のレディスブランド「アラミス」にもイタリア生産を導入する。

 レディスの新ブランドは伊PMCMNA社のトータル「フラコミーナ」。イタリアンテイストが強く、ナチュラルビューティーを基本に18~40歳をターゲットとする。ベーシックのほか、コレクション、ジーンズの各ラインやアクセサリーがあり、毎シーズン約300型を提案する。フラコミーナは伊ジェラルド家が04年に立ち上げたもので、06年にブランド戦略立案・ライセンス管理を行うPMCMNA社を設立している。同社はフラコミーナの成長に伴って業績を伸ばし、15年売上高は前年比30%増の2500万 ユーロ 、16年は4000万 ユーロ を見込む。

 ミズワンは2月9~12日の同社展でフラコミーナを披露する。専門店と、百貨店インショップを含む直営店で販売し、初年度売り上げ目標は2億円。スカートが2万3000~2万9000円、ジャケット2万9000~4万9000円、ワンピース2万9000~3万9000円など。

 主力の「アラミス」も構成の約10%をイタリア生産とする。イタリア生産ラインを加えることで「商品の感性、品質での付加価値を高め、店頭でのセールストークにもなり、卸先の専門店への販売支援につながる」(水本晶大社長)としている。

ミズワン_フラコミーナ
16~17年秋冬物から販売する「フラコミーナ」

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