ニューヨーカーは大人のオフスタイルを提案する「ニューヨーカーブルー」の単独店を、15年秋冬の11店から17年3月期末までにほぼ倍の20店に拡大する計画だ。SCを中心に新規出店を増やすとともに、現在16店ある本体の「ニューヨーカー」のレディスとの複合店をニューヨーカーブルーの単独店に切り替える予定もある。
ニューヨーカーブルーは13年秋冬に単独店出店を開始した。レディス7割、メンズ3割の商品構成で、本体のニューヨーカーより若い世代を対象にデーリースタイルを提案する。東京・原宿の路面旗艦店は新規出店に向け、ブランドイメージ発信で大きな役割を果たしている。組織も再編し、MDから営業までの専門チームを新設した。「立ち上げから2年以上が経過し、MDや価格のバランスが取れてきた。新規販路開拓で次の柱ブランドに育成したい」(今井和俊常務取締役事業統括本部長)としている。