北海道の秀岳荘、3店で年商19億

2016/01/13 06:28 更新


 北海道の有力アウトドア専門店、秀岳荘(札幌市、小野浩二社長)が業績を伸ばしている。3店で16年2月期売上高は過去最高の19億円に達する見込みだ。独自の仕入れ・販売手法で客を引き付け、インターネットやSNS(交流サイト)を活用した集客策も実を結んでいる。今後も北海道に依拠し、ニッチな市場を深耕する。

 秀岳荘は55年に創業した登山とアウトドアの老舗専門店。札幌市の白石店(店舗面積1815平方㍍)、北大店(730平方㍍)、旭川市の旭川店(330平方㍍)の3店で、北海道のアウトドア専門店では地域一番店として知られる。各店・各売り場担当者の権限と責任で仕入れし、独自性のある売り場を作る。社内に自前の縫製部門を持ち、オリジナル品の製作や修理対応が可能だ。販促でも自前で製作したツールの活用や実演などをしており、客から「親切で分かりやすい」と評価されている。

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事