アーバンRの戦略、出店×EC×海外

2016/01/27 06:01 更新


 アーバンリサーチは来期(17年1月期)、ECの拡大に注力するとともに、2ケタ出店を継続し、売上高600億円を目指す。昨年よりも出店ペースは落とす考えで、年間30店強を予定している。新業態も出すが、既存ブランドの価値を高めることに注力する。

 ECは、自社サイト拡大に向け、複数の専門サイトを立ち上げていく。3月ごろにオリジナル商品でなく、純粋なセレクト品を軸にした新サイトの開設を予定しているほか、それ以外にもアウトレットサイトなども検討している。ECモールへの出店も継続するが、「消費者と直接触れ合って情報も得られる直営サイトに注目していきたい」(竹村幸造社長)とする。

 今期のEC売り上げは110億円(前年は90億円)の見込み。今期は大阪だけでなく、関東にも物流倉庫を設け、ウェブ事業部の東京オフィスも開設。ECモールと自社サイトの在庫の一元化を進め、商品配達期間の短縮や機会ロスの削減を進めている。来期は夏に基幹システムを更新・強化するための投資を行うなど、インフラ基盤もさらに強める。

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