「会社の規模が大きくなっても、商品や店のクオリティーにこだわり、とがったイメージを残す」。こう話すのは、スニーカーショップ「アトモス」などを運営するテクストトレーディングカンパニーの本明秀文社長。
15年8月期売上高が前期比約1・5倍の75億円となり、今期も「85億~90億円はいける」とみるが、「規模が大きくなって量販店っぽくならないよう気を使っている」と強調する。
例えば、2月4日に開業した関西初の路面店「スポーツ・ラボ・バイ・アトモス」(大阪・心斎橋)2階には、国内では希少な「ナイキ」のジョーダンコーナーを導入。インバウンド(訪日外国人)需要とともに、愛好家の琴線に触れる店作りを目指した。