伊ボッテガ・ヴェネタが15年度の決算を発表した。総売上高は12億8600万 ユーロ で、為替の影響を除いた実質ベースで前年度比3・2%増、為替の影響を含む財務報告ベースでは13・7%増。
主に欧州と日本がリード役となり、小売り、卸売り両方の販路で売り上げが伸びた。加えて、高い収益性を確保し、通期の営業利益は3億7450万 ユーロ 、営業利益率は29・1%となった。
ボッテガ・ヴェネタは世界の小売りネットワークの強化、集約に重点を置き、店舗の改装や拡張などの改善に取り組んできた。新規出店では、ミラノにホームコレクションに特化したブティック、フランクフルトに第1号店、ニューヨークの商業施設などに出し、直営店は世界251店となっている。16年から17年にかけても出店を計画している。