仏コトニエ、アッシュとの契約終了

2016/03/01 06:10 更新


 【パリ=松井孝予通信員】ファーストリテイリング傘下の仏ブランド「コントワー・デ・コトニエ」は、クリエーションディレクターのアン・ヴァレリー・アッシュとの契約を、16~17年秋冬コレクションを最後に終了する。アッシュの後任はまだ発表されていない。

 同ブランドはリポジショニングを目的にアッシュを起用。15~16年秋冬コレクションから新しい展開を始めた。アッシュはコレクションだけでなくブランドイメージやビジュアルも監修し、ブランド創設20周年を祝ったコレクションでは、シャルロット・ゲンズブールとその娘アリスを起用した大々的な広告キャンペーンで話題となった。

 ファーストリテイリングは、コントワー・デ・コトニエの最も重要なプラットホームでもある仏市場に注力するため、08年に進出した米市場のニューヨーク全4店を2月末で閉じた。



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