ジーンズメイト、学生のデザイン商品化

2016/03/17 06:14 更新


 ジーンズメイトは3月下旬から、全国の専門学校生から募集したデザインでプリントしたTシャツを「ジーンズメイト」業態全店と自社オンラインショップ「ストリート」で販売する。

 同社は13年から、専門学校と企業のマッチングサイト「専門学校と経営」を運営するビーアライブとの協業で「Tシャツデザインコンテスト」を毎年開催している。今回はアニマル、エコ、日本、フルーツ、お揃いコーデの5テーマでデザインを募り、57校から832作品の応募があった。「ジーンズメイトで売れる」と判断した25柄を商品化する。

 3月下旬~5月末の期間で販売枚数を競い、1~3位を表彰する。コンテストとは別に、白のプリントTシャツ(1900円)をS~XLの4サイズ展開する。また、販売レースには参加しないが、過去の歴代1位の3柄も再販売する。

前年度販売枚数1位の穴吹情報デザイン専門学校の槙原加奈さんがデザインした「ねこたわー」Tシャツ

 昨年は24柄を商品化し、1位は約1000枚売れ、過去最高だった。他では販売していない商品として引き合いがあった。応募数は毎年増えており、今後は「コンテストの認知度を高めつつ、学生のためになる取り組みに進化させていきたい」(藤田卓商品部販売促進チーム)とする。

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 ジーンズメイトは今春、PB派生業態の「ブルースタンダード」を2店出す。新店はともに今春に新規開業する商業施設に出店する。19日開業の「イオンモール堺鉄砲町」に売り場125平方㍍で、「セブンパークアリオ柏」に119平方㍍で開設する。両店ともメンズ、レディス複合型を想定する。



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